りょくけん東京

りょくけんだより
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わらび?ぜんまい?いえいえ。

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「調理が面倒。」

「クセが強いから食べにくい。」

総じて、山菜とはそんなイメージがあるかと思う。その中でも、コレ、「こごみ」は違う。わらびやぜんまいを思わせる、くるんとした外観は、まさに山菜そのものだが、味わいは極めてクセがなく、調理もごくごく容易。水洗いし、沸騰したお湯に塩少々を加えて茹でる。基本の調理はこれでOK。お湯から出した後、冷水にくぐらせれば、色も変わらず、見た目の特徴を生かせる。茹で時間は、固めがお好みならば1~2分、やわらかめであれば3~4分と言ったところ。胡麻和えや、醤油を隠し味にしたマヨネーズ和えでも美味しい。にんにくと鷹の爪で炒めたペペロンチーノのような料理も美味しそうだ。

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生産者さんは、(株)りょくけん生産部OBの奥山さん。毎年8月には、茶豆を出荷する農家さんだ。育苗ハウスの中。その茶豆の苗を育てているすぐ隣で、もう一枚、不織布で覆った場所がある。その覆いをめくると、日本の湿った山地の斜面を模した、こごみ畑が広がる。恥ずかしそうに頭をもたげ、そして今か今かと葉を広げようとしている。群生するので、その様はまるで親子みたいだ。

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「きちんと温度管理さえすれば、そんなに難しい栽培ではないですよ」と奥山さん。多くの野菜が外国から来たものだが、こごみなどの山菜は日本古来のもの。日本独特の多湿な気候が生んだ自然の恵みだ。

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山菜ビギナーでも「とっつきやすい」野菜なので、ぜひぜひ季節のエネルギーを体に取り入れて欲しい。

■こごみ 山形県産 1束 399円(税込)

■ほっこりキンピラ 100gあたり 399円(税込)  こごみも入っています!

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