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社長日記

資本の減少という作業3

資本の減少をざくっとまとめると以下のような手順になる。

  1. 株主総会の実施と資本の減少の承認
  2. 官報公告への掲載
  3. 知れたる債権者への催告
  4. 法務局へ報告、登記

(株)りょくけん東京は私が一人株主になっているので、株主総会はすぐに実施し記録した。
議長も自分、記録者も自分。
暴走していないか、時々不安になる…。

官報公告は、耳慣れないワードだったが、政府公認の代理店があり、助言も校正もきちんとしてくださり、2月1日号に掲載されることが決まった。

官報公告の原稿

次は「知れたる債権者」への催告、である。

”知れたる”って何だ???

これはいったいどこに質問したらよいのだろう?
考えあぐねて、法務局に再度問い合わせた。

「あ~知れたる債権者ですね。法律用語になりますので、私どもで正式にはお応えできないんですよね。弁護士の先生が判断することなので…。弁護士さんに聞いてください。」

弁護士!

またまたお取引先さんがいない。

今度はどこに聞こう?大学の後輩?

再度考えあぐねて、東京商工会議所の板橋支部に相談してみた。

「あ、大森さん、ご無沙汰してます。先日はありがとうございました。スピーチ良かったですよ。ちょっと長かったけど…」
「すみません…。あの、資本の減少という作業を行っているんですが、その手順でどうしてもわからないところがあって、法務局から弁護士の方に聞け、って言われているんですが、どなたかご紹介いただくか、良いアイデアないでしょうか。」
「あ、ついにやるんですか。」
商工会議所の方には常々相談していたことなので、話が通りやすかった。

「弁護士の相談所を板橋支部でも月2回やっているんですが…。ちょうど今日やっていたんですが、まいったな、16時だから、ちょうど終わりましたね。」
「へ?そんなサービスがあるんですか!!!」
「でも本所にご足労いただければ、そちらのほうが頻度も高いですし、今週でもやっていますよ、問い合わせてみてください。電話番号お伝えします。」
「ありがとうございます。」

今度は丸の内にある東京商工会議所の本所に問い合わせ。

「すみません、資本の減少についてですね、”知れたる債権者”という定義を弁護士の方にお教えいただきたいのですが…」
「明日、14時45分から30分の枠が空いています。おとりしましょうか?」
「ぜひお願いします。」
翌日は、銀座店勤務の日だったが、ちょうど昼休憩の時間に当たる。少し考えた後、銀座から丸の内であれば、15分圏内だし、時間内に行ける!と判断した。

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