縞インゲン。
元々はヨーロッパのインゲンの品種、と聞いた。
しまいんげん、と音だけを聞くと、島オクラとか島人参のような沖縄の品種を思い起こさせるが、そうではない。
緑のインゲンに縞々があるので、「縞インゲン」と呼ばれている。
加熱すると、この縞模様はうっすらとなり、生の時ほど目立たなくなる。
ゆでると縞が消える。 |
作るのはうずまきビーツも手掛ける鈴木さん。
鈴木さんは浜松はもちろんのこと、東京の有名シェフにもハーブや西洋野菜を納めている。
だから珍しい野菜がたくさんある。
縞インゲン自体は、当初、種を持ち込んだが、自家採種し、その中で選抜して、現在の品質を固定していった。
訪ねてくれるシェフの人に、畑で食べさせ、どれが美味しかったかを聞く。
じゃあ、この鞘のインゲンから、種をとりましょう、と決めていったそうだ。
食感が非常に独特で、シャキシャキ感が強く、甘みも強い。
細く収穫しているので、火通りやすく、炒め物でも大丈夫。
ゆでてももちろんOKだ。