「あれ、なんて言ったっけ、りんごなんとかっていう数字のついたやつ。あれが良いので、あれを増やしていこうと思っています。」
昨年、長野のりんご農家さんを歴訪した。
最新の品種に詳しく、特殊な栽培方法で、樹齢が浅くてもきちんと2~3年で実をきちんとつけさせる。
そんな農家さんが、今後、8月のりんごの中でもっとも有力、と目したのが、”りんご長果25”だ。
味気ない名前は、愛称が一般公募され、”シナノリップ”となった。
穂木がいきわたり、今年2018年が、その、経済栽培の元年と言って良い。
8月の暑い時期にもかかわらず、着色が進み、歯ざわりがよく、甘さもある。
しかも、玉も大きくなりやすい。
とても有力で、どう有力かといえば、りんごのトップバッターとして知られ、栽培面積第二位を誇る”つがる”を駆逐する可能性がある。
ぜひ、この期待の新品種を食べてみてほしい。
■りんご【シナノリップ】 長野県 約1kg 1296円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/42815.html
また、今年はもうひとつ、長野県が打ち出すりんごがある。
”ムーンルージュ。”
黄色の果皮で、果肉に赤みを差すりんご。
11月ごろ、りょくけんでも取り扱う予定だ。