「そりゃあ、やっぱりみかんだな。」

昨年6月。

浜松の渥美さんをスタッフほぼ総出で訪ねた時のこと。

「たくさん柑橘を育てている中で、一番、自信があるのは？」という問いに対して、渥美さんがそう答えた。

「みかんもたくさんありますけど、その中でも何が一番なんですか？」

「早生も美味しいけれど、自分としては、晩生だな。”青島”。」

「あおしま？」

青島みかんは、晩生の代表的なみかん品種。
早生みかんに比べると大玉で、糖度は、総じて高い。

いわゆる三ケ日みかんは、この青島を指すことが多い。

年内に収穫し、貯蔵しておくことで、酸味が抜けて、美味しさが醸成される。

「収穫は早いだけど、それから貯蔵して、熟成した果肉と甘さ、っていうかね。2月とか3月まで置いたものは、本当にうまいだよ。」

と、手にみかんを持って、がぶりつく仕草を見せた。

あれから、もう半年。

晩生の代表品種”青島”のシーズン開始である。

■青島みかん　約500（4玉前後）～　648円（税込）
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/40214.html