昨年の6月上旬。
私たちが、店休日を利用して訪れると、1種類を除き、収穫はすべて終わっていた。

ところが、よくよく聞けば、皮がむけて正品が少なかったらしい。
それを改善しようと、植え付けを遅くし、梅雨明けに収穫する作柄に変更した。

農家さんとしては、PDCAサイクルを回したわけだ。

人事を尽くして天命を待つ。

人ができることは全てやったわけだが、天候はそれに味方してくれなかった。

長い長い梅雨はなかなか明けず。

浜松の赤土は、雨が降ると粘ってしまい、トラクターも人もなかなか中に入れない。
そうしている間に、雨に浸かってしまった。

7月末に梅雨が明け、水が引くのを待って収穫したものの、植えた8品種のうち、3品種は全滅。
4品種は、ごくわずかな収穫量。

農家さんの言葉を借りれば、「田んぼの水田の中からじゃがいもを掘ったようなもの。」とのこと。

わずかに掘り出せたじゃがいもも、病気を持ってしまい、いつ傷み始めるかわからないものになってしまった。

雨が降る前にたまたま掘ってあったデストロイヤーと、作付けの多かった男爵が、わずかに入荷。
メークインは畑が別だったため、水に浸からずに済み、そこそこの収穫量がある。

6種類、あるいは8月からはインカのめざめとインカのひとみを加えたテイスティングセットを先行して
販売してしまっていたため、お客様には謝罪し、キャンセルさせていただいた。

あれだけたくさん植えていたのに、収穫はごくわずか。
農家さんも言葉にならないだろう、、、

■デストロイヤーじゃがいも　静岡県産　約500g　324円（税込み）
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36231.html

■男爵じゃがいも　静岡県産　約500g　270円（税込み）
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36160.html

■メークインじゃがいも　静岡県産　約500g　292円（税込み）
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36170.html

一方で直前に依頼したマルオクラは、順調らしく、10月まで収穫できるとのこと。
精一杯、そちらを販売しようと思う。

■マルオクラ　静岡県産　約100g　356円（税込み）
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/34805.html