北海道の石狩市、もっと言えば、花畔（ばんなぐろ）から、はるきちファームの小林さんがお店に来てくださった。
自宅周辺だったり、海沿いの畑だったり、北海道の大きな面積を利用しつつも、多種品目を手掛ける稀有な農家さん。
しかも、有機栽培で、認証も得ているので、すごい。
小林さんが多種品目を手掛けるのは、二つの理由がある。

それは、直営店を経営していること。

花畔は、札幌から車で1時間くらいの場所にあり、ちょっとしたベッドタウンになっている。
札幌からほど近いのに、北海道らしい風景もあり、多種品目を手掛ける都市型農業が可能なのだ。

もう一つは、まだ小さい、食べ盛りの子供がいて、いろんな野菜をいっぱい食べさせたいと思っているからだ。

小林さんファミリー。

以前お会いしたのは、私がまだけっこう自由が利くときだったから、やっぱり7～8年前だったと思う。
店頭で少し話しただけだけれど、小林さんも、環境の変化があり、今また、何を作るべきか、道を探っているように感じた。

夏作は、グリーンアスパラ、とうもろこし、メロンをメインに。
冬作は、ヤーコン、ビーツ、紅くるり大根、黄かぶをメインにしていくようだ。

「何か作ってほしいものないですか？」
「夏のブロッコリー系。有機だとむつかしいと思うので、スティックセニョールとかカリフローレとか。」

夏の北海道も冬の北海道も、魅力的。
じっくり考えることにしよ。

あ。
写真撮るのを忘れてしまった…。