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自宅勤務

自宅勤務へ。

2月1日。
事務所に出社していたところ、次男が通院、新型コロナ検査を受けて陽性だと連絡が入った。
平日と土曜日は私はほとんど家にいない。
朝、家を出て、日付が変わった頃に帰宅する。
残念ながら、といえば良いのか、ほぼ接触はない、ハズ。
が、同居家族はすべからく”濃厚接触者”であるとの指示だそうで、机上の荷物をまとめ、
「ごめん、帰る。」
「え、何があったんですか!?」
「次男がコロナ陽性、私は濃厚接触者ということで、しばらく自宅勤務します。
僕が出て行ったら、こことあそこと、あそこには行ったから、塩素とアルコールで消毒お願いします。
仕事とシフトの事は後で、連絡します。」と告げて、とてつもない居心地の悪さ?罪悪感?肩身の狭さ?を感じながら、
自分が病原菌かもしれない、と思うと、なんというか。
人と距離をとり、肩をきゅっとすぼめながら、自宅に帰った。

私が家の中に入ると、次男は布団にくるまって寝ていた。
「大丈夫か、かわいそうに。」

次男は8歳。

小学校2年生で、ほとんどの事が自分でできるし、自立しているけれど、隔離は難しい。
もし隔離をして、彼がどんなふうに思うか、感じるか、考えてしまう。

国の方針は、同居家族は濃厚接触者として自宅待機。
罹患者が熱が下がった日から、濃厚接触者は7日間待機しなくてはならない。
要は、うつったとしても、家族内に留めて、外に出すな、というメッセージだ。
2/18までリモートか。
3LDKのマンションに、7人(私、妻、息子4人、義母)が住んでいる。

「誰からうつったかは分からない。
とーちゃんは、ずっと外に出ているし、電車にも乗っているから
自分がうつしたかもしれない。
とにもかくにも、俺らがうつったとしても、無症状か、軽症で済まそう。
そのために、食べるものちゃんと食べて、ちゃんと早く寝よう。」

「そうだよ、僕がうつしたかもしれない。
クラスではすでにコロナだった子もいたんだし。」

次男が悪いのではない。
私が意図したメッセージは、とりあえず伝わったようだ。

18日か…。

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