安くなった!と喜んでいた電気代。
ここのところの世界情勢で、電気を起こすための燃料代(主にロシアからの天然ガス)の高騰は必至だった。
電気代の仕組みは、
基本料金+3段階に分かれた使用料+燃料調達費
だ。
このうちの、燃料調達費が5~6月頃に上がるだろうと予測はしていた。
覚悟が今一つのうちに、電力会社から入電。
「東京電力さんがすでに発表されているように、電気代が上がります。
弊社としても、せっかくご契約いただいたのに、とても残念なのですが、このままの価格が維持できません。
詳しい話をしたいので、今週、お会いできないでしょうか。」
今週って、あと残り2日しかないけど…。
「金曜日でしたら。」と回答すると、その金曜日に来社してくださると言う。
説明は、明瞭だった。
電力にはマーケットがあり、そこで、電気を仕入れる。
最大手の電力マーケットが、現状の6~7倍の値上げを決めたのだ。
昨年末に契約した電力会社さんは、その最大手のマーケットのみで、電力を仕入れているそうで、
継続が難しいと判断したそうだ。
「でも、燃料調達費は別途設けているのだから、そこの値上げで良いんじゃないですか?」と聞いてみた。
使用料金は変更にならない。
燃料調達費は変動制(毎月変わる!)だけれど、上限が法律で決まっており、今回の値上げでは、電力会社で吸収しきれない。
おお、マジか…。
「ただ、業務提携している電力会社さんがあるので、そこをご紹介します。」
ちょっとびっくり。
なんでも、そこのほうが大手で、歴史も長く、代理店として営業していたので、付き合いも長いのだと言う。
そして、電力マーケットを一か所だけでなく、水力や風力のマーケットでも仕入れることができるので、
価格変動リスクが少なくて済み、割引価格が維持できる見込みなのだそうだ。
腑に落ちたので、契約を変更。
振興の会社で、上場もしているので、本当に判断が早いな、と思った。
…大丈夫かな?けっこう銀行印押したゾ…。