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浅間 白鳳 通販

桃の出荷梱包。

昨日は一日厨房。
今日は事務所に来て出荷を一日手伝った。

通販では、桃が大ヒット中。
主に、桃の梱包を粛々と行った。

生産者から来ている”満杯”の箱を開けると、香りもさることながら、見事に敷き詰められた様(さま)にうっとりする。
ただ、どうしてもよく検品すると、お尻が当たっていて、お客様にお出しできないものも出てくる。

”フルーツキャップ”と呼ばれる桃をくるむ発泡の緩衝材を一度ひっぺ返し、一玉一玉検品。
重いものほど、完熟して美味しそうなものほど、少し黒く変色して”押され”があるので、少し悲しい。

悲しいので、お買い得にして下記のように販売している↓

■訳アリ桃 約1kg(3玉前後) 半額 1296円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/42187s.html

検品後、計量して、1kgだったり2kgだったり、2.4kgに分ける。

通販ではかなりいろいろなサイズの箱を用意していて、それぞれ、ちょうどよい箱を見繕って、詰めていく。


箱の底には、ふわふわの緩衝材を二重にして敷き詰め、桃のフルーツキャップは、生産者さんがつけてくださった白のキャップの周りに、もう一重、黄色のフルーツキャップをかぶせ、箱の中で動かないように固定する。

微妙なサイズの箱になって、間が空くようであれば、フルーツキャップを織り込んだり、使わなくなった段ボール資材に、今度は発砲のペーパー状のものを巻き、埋めていき、とにかく空間が開かないように気を付ける。


宅配業者さんに渡すので、上に、他の荷物が置かれることもあるだろう。
上部にも、さらに緩衝材を二重に載せる。


もし上部に空間が空いていれば、紙の緩衝材をくしゃくしゃにして、これまた空間が空かないように埋める。


段ボールの蓋を締めた後は、”桃が入っているぞ”、というシールや、横や縦に積載されないよう、“この面を上に”という天地無用のシールを貼る。

やや過剰とも思える梱包だけれど、それだけ、熟度が高い桃を扱っており、だからこそ美味しさが担保できている。

■桃 山梨県産 約1kg(3玉前後) 2592円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/42187.html

そういえば、一緒に出荷を担当した方は、18年前から、いや、催事からだから、それよりも前から一緒に働いている。

今日は色々教えを乞いながら、作業を進めた。
この出荷チームのモラルのおかげで、桃のクレームが今年はいまだゼロ。

有難いことである。
当たり前と思わず、感謝して生きたい。

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