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パインアップルの話3 品種

「これはスナックパイン?」

りょくけんの店頭ではよく聞かれる。

沖縄県のメジャーなパインの名称だ。

が、スナックパインは台湾で作られた品種である。

残念ながら、日本の熱帯果実の品種開発は遅れている。

沖縄産のスナックパイン(=台農4号)。頭頂部に特徴がある。芯を残してちぎりながら食べられる。
沖縄産のピーチパイン(品種名:ソフトタッチ)。果肉が白っぽく、香りが海外の桃に似ている。
沖縄県産のハワイ種。最近ではドールのスウィーティオも栽培している。

一方で、日本の品種改良技術は、とても優れていて、園芸大国であるオランダとともに、世界をリードしている。
民間では、サカタのタネさんやタキイ種苗さんがしのぎを削って、優れた品種を生み出してきた。

ここのところ、国の機関である「農研機構」の活躍が目覚ましい。
シャインマスカット(ぶどう)、ぽろたん(栗)、不知火(デコポン)など、
「育てやすく、食べやすく、美味しい」品種を次々と世に送り出している。
次は熱帯果実に期待だ。

とはいえ、今現在は、確実に台湾が熱帯果実についてはリードしている。
それは、そうだ、亜熱帯に属す台湾のほうが、熱帯原産のパインの開発に向いているのは火を見るよりも明らか。

りょくけんの永田照喜治が、日本ではなく、台湾でパイン栽培に取り組んだのも自明のように思う。

りょくけん完熟パインの品種も「台農17号」という、台湾で生まれた品種。
それ以前に、「ファーストトマト」のようにヒットしたのは、「芳香パイン」こと「台農14号」。

ちなみに前述のスナックパインは「台農4号」だ。

つまり、日本でメジャーな「スナックパイン」は古い品種なのだ。
20数年がたったが、今のところ、台農17号を凌駕する品質のパインは生まれていないようだが、
現在では、25号くらいまで出ているようで、「マンゴー味」がするパインまで登場したようだ。

昨年、販売予定だったが不作。今年は…?
いずれにせよ、寒さに弱い品種だそうで、もう少し暖かくなってからの登場予定。

またひとつ、楽しみが増えた。

※めずらしく(?)一般的なくだものサイトに掲載されていました!↓
http://www.kudamononavi.com/blogs/archive/56