会社の諸先輩から「あまだま、あまだま」と私が言っているときに「でもね」と制されたのが、ハニーキャベツだ。
ハニーキャベツは、りょくけんが20年以上前に取り組んでいた甘いキャベツの品種だ。
ところが、美味しすぎて、ヒヨドリの害がひどく、継続しなかった。
りょくけんの社長が現役を引退して、一昨年から、自分がこの世に送り出しかったものを、気兼ねなく、現在栽培している。
ハニーキャベツも、そのひとつ。
一昨年、昨年も良い出来だったそうだ。
ところが、今年は、寒さと植え付けが遅れたために、大きくならず、3月になっても小玉のまま。
4月に入ると、芽が動き始め、そのままキャベツの葉を突き破り、菜の花を咲かせてしまう。
永田次郎さんは、とても熱心だ。
ヒヨドリの害対策には、キャベツ農家では決してすることのない、鳥害対策のネットも敷いた。
幸い、ネットが奏功してヒヨドリ害はなく、植えた200株は無事のようだ。
が! やっぱり大きくならない。
抽苔する前に、収穫することに決めた。
次週からは銀座店のコールスローとりょくけん野菜定期便に使用することに決めた。
ぜひ試してみてほしい。
2017年のハニーキャベツ。甲高に育ってしまった |
花芽が中で出ているかと思ったが、そうでもなかった。「あまだま」とよく似た食味になった。 |