「水で出すとまた美味しいですよ。一晩いや、やっぱりもう半日。丸一日、冷蔵庫に入れておくと飲み頃だと思います。」
店長がそういうので試してみた。
うれしの烏龍茶の茶葉をポットに入れて、水を注ぐ。
10gくらいのたっぷりの茶葉に600mlの水を入れて、冷蔵庫へ。
夜遅くに仕込んでおき、翌朝試しに飲んでみる。
半日だ。
「う~ん、甘みが少しあるのかな?」
仕事に行って、帰ってきて、再び飲んでみる。
「あ、うまい。渋みも少しあり、甘みも良く出ている。」
水だし烏龍茶。
真夜中、誰も起きていない中、一人、その美味しさを噛み締めた。