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シンプルレシピ 水なす

水なすとしょうがのマリネ。

野菜に、商売として携わるようになってから、初めて出会ったというか、認識した野菜ってある。

水なす、もそんな野菜のひとつ。
以前は、水なすって聞いたからと言って心も躍らなかったし、水っぽいなす?くらいの認識だった。

でも、大阪泉州の水なす農家、北野さんに出会ってからは変わった。
同世代だし、ユニクロで勤めていたという共通項もある。

◎とにかく美味しい。

また、りょくけん松屋銀座店で生まれた”水なすとしょうがのマリネ”というメニューも私のバイアスを取っ払うのに十分だった。

同じ松屋銀座店に出店するおにぎり屋さんのお偉方のお兄さんにも「これ、うっまいよね~」と褒められたメニューだ。

そんなに難しくないので、ぜひご家庭でも再現してみて。

<水なすとフルーツトマト、新たまねぎのマリネ> 2~3人分くらい

・水なす           1個
・フルーツトマト       1個(水なすと同量くらいがおすすめ)
・新玉ねぎ          1/4~1/2個(水なすの半量)レッド系もおすすめ
・しょうが   スライスして40gほど。りょくけんのしょうがなら、皮を剥いて約半個分
・塩             4.5g(小さじ3/4)
・菜種油            35g(大匙3)
・黒胡椒           少々  あれば挽きたてを。

1.玉ねぎとしょうがをスライスして、さっと洗い、水を切ります。
2.水なすは、ヘタを落として、縦半分に切ります。更に、浅い切り込みを入れながら縦に割き、塩水(分量外)にさらします。
 割く幅は、1cmから2cmくらい。
 ランダムな幅のほうが、食感に差が出て美味しいと思いますが、そこはお好みで。
3.水なすをさらしている間に、トマトをくし切りに。
4.なすを水きり。しっかり切ります。
5.水気の無いボウルに、玉ねぎ・しょうが・トマト・水なすを取り、塩をします。
 全体にまんべんなく塩を回しますが、揉んではいけません。優しく上下を返す感じで。
6.このまま、20分~30分、水分がしっかり上がってくるまで待ちます。
7.ボウルを傾けて、水分を寄せます。寄ったところに油を入れて、よくよく混ぜて乳化させます。乳化して白っぽいドレッシング状になったら、野菜全体になじませます。
8.お好みの量の黒胡椒をかけて、どうぞ。

りょくけん松屋銀座店の厨房長よりアドバイス。

「菜種油なら、あっさりめのマリネ。

お好みで、EXヴァージンオリーブ油を使ってイタリアンっぽく仕上げても良いです。
その時は、胡椒しっかり。モッツァレッラを添えても美味しいです。」

ああ~なすって、トマトの仲間なんだなあ、って私は思ったのを覚えている。
じゅわっと水なすのジューシーさが口に広がる。

■泉州水なす 大阪府産 1玉 324円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/34345.html

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