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りょくけんプライム りょくけん通販

”りょくけんプライム”。

通販大手のアマゾン社が、なんであんなに伸びたかと言えば、二つだ。

ひとつは送料無料。
一昔前なら、りょくけんでもできたかもしれない。
ヤマトさん、佐川さん、日通さんが三つ巴で価格競争してくれていたからだ。

だが今後は上がることはあっても、下がることは無いだろう。
パソコンなどと違い、野菜くだものは、単価が低いのにかさばり、さらには冷蔵必須のものは、送料無料化はかなり難しい。

そこでもう一つの理由が、サービススピードだ。

以前の上司がマクドナルドも経験した方だったのだが、よく”サービスレベル”と言う言葉を使っていた。
注文されてから、商品が提供されるまでの時間が短いほど、”サービスレベル”が高い。

私は”サービスレベル”と言われると、接客の親切さだったり、助言だったり、梱包の丁寧さだったり、ということをイメージしたが、マックでは商品提供までの時間のことを示す言葉だったようだ。

当時は、少し違和感も感じていたけれど、今は、それもサービスの重要な一要素だと感じている。

だって、急いでいたら、アマゾンさんで注文しますもん。
アスクルさんにも注文する。

だって便利だ。

翻ってりょくけん通販。
即日出荷はかなり難しい。
生鮮品だから傷むし、基本的なスタンスとして、受注してから農家さんに発注することを是、としていたからだ。
そうすると、注文を受け、集計し、農家さんに発注してから、事務所に届くまで、早くても二日、それを梱包してから、お客様に発送、とするとさらにもう一日、最短でも4日は必要となってしまう。
そのほうが、鮮度が良いものが送れるし、ノーリスクだと思っていたからだが、それでは、お客様の日常にはなり切れない、、、

松屋銀座店が休業してから、または、こういうご時世だからか、お客様が一気に増え、考えを変えることにした。

リスクを取り、在庫を抱え、すぐ出荷できるようにする。
昨日なんて、16時に受注したものをさ~っと梱包し、出荷した。

鮮度対策としては、届いたものはとにかくすぐに鮮度保持のできる袋にリパック。
余計な水分は全てふき取り、冷蔵庫に保管する。

出荷する時に改めて検品。
どうやらこれで一部商品以外は行けそうなのである。

この1か月の間で、お問い合わせがあったのは、しょうがと越冬じゃが。
しょうがは私の油断。
越冬じゃがは、中が黒くなってしまっているものについては、冷蔵障害。
シワシワについては、私の説明不足、、、

鮮度的にロスにしたものはクレソン、ルーコラ、セルリー、バジル、パクチーなど。。。
要は葉野菜だ。

この後、夏になって気温が高くなると状況は変わるかもしれないけれど、一部商品を除き、”プライム化”して、”サービスレベル”のギアを上げてみようと思う。

自分たちの首を絞めているのではないか、と思いつつ。。。

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