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経営

ooda(ウーダ)。

社長という仕事をしていると、孤独を感じる時がある。
そんな相談はスタッフさんにはできない!
みたいなことがあるからだ。

実のところ、私は、けっこう包み隠さずスタッフさんに話してしまうので、そんなに孤独でもない。

それでも、外部に指導者、あるいは相談できる方は居てほしくて、その面では、東京商工会議所にかなりお世話になっている。
耳の痛いことも言われるし、「だってあなた、自分はしてないでしょ!やってもいないのにほざくな!」と怒っている時もある。

でも、大事だと思っている。

第三者からの意見は必要だし、”井の中の蛙大海を知らず”という環境に私は陥りやすい。
前期にお世話になっていた中小企業診断士の先生も、何度か言い争った。
「翌期も継続で。」と申し込んだら、コーディネートしてくださっている担当の方が、「え?継続されるんですか?」とかなり意外な表情だったのを覚えている。

勉強も好きなので、外部の研修もよく受けている。
その流れで「ooda」という考えに出会った。

Observe …観察
Orient …方向性
Decide …決定
Act …行動

その英語の頭文字をとった思考のことで、ooda=ウーダという。
actが”行動”ということで、勘の良い方は分かるかもしれない、PDCAサイクルのようなものだ。

Plan …計画
Do …実行
Check …振り返り
Act …行動

ごくごく簡単に言うと、Plan=計画をとっぱらい、実行、実行、実行を繰り返してブラッシュアップしていく考え方。
小規模な会社では、Planはなかなか立てづらく、予測や顧客ターゲットを絞る、なんてことも、すごく時間がかかるし、やれる人的なリソースも少ない。
だって、絶対的な人間が少ないのだ。

だから、私と先代の社長は、”トライ&エラー”だよなんて言いながら、実行と反省を繰り返してきたわけだけれど…。

ウーダは、私からすれば、この、”トライ&エラー”だ。
要するに、Plan(計画)をObserve(観察)とOrient(方向性)という点に絞って簡略化し、意思決定と行動を高速で繰り返すわけだ。

私向けに、大事なのは、エラーしたままにしないこと。

「ああ、失敗しちゃった。。」とそのままにしないで次に生かすこと、だ。

さ、今日もがんばろっと。

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