電気の料金体系は、単純じゃない。
発電や送電、請求など、ついこないだまで、東京電力一社で行っていたけれど
請求業務は自由化となり、いくつもの会社が参入している。
(そんなに利幅があるのだろうか?と勘ぐってしまうが)
小豆沢の旧事務所に居たときには、冬の間、ガスストーブを使っていたこともあり
東京ガスに、電気の請求はお願いしていた。
けっこう安かったので、満足していたが、
新しい事務所は、今までの倍の広さで
電灯の数は10台→25台と倍以上に増えた。
しばらくスルーしていたけれど、どう考えても、高い。
毎日、毎月の事なので、やっぱりきちんと考えなければと思い、
数ある会社から、みつうろこと迷った後、
ビジョン電気という会社にお願いすることにした。
海外に行く際の携帯電話を貸し出す会社で、上場もしているけれど、
コロナ禍で、新規事業を模索している中で、電気に目を付けた模様。
東電の関連会社であるパワーグリッド(何もアクションを起こさない場合、この会社から請求が来る)の場合、
基本料金 + 第一段階の電気料金 + 第二段階の電気料金 + 第三段階の電気料金 + 燃料費調整 ※夏期と冬期で電気料金設定が変わる。
という5つの分野に分かれて、その合算が請求金額となる。
東京電力HPより↓
電気料金は、使用量が少ないほど、安い単価設定。
多くなるほど、単価が高くなる。
工場など、電気の使用量が多いほど、ワット当たりの電気単価は高くなる。
例えば一人暮らしで、電気をあまり使わなければ、第一段階だけで済み、ワット当たりの単価は安い。
りょくけんは、野菜くだものを保存する冷蔵庫が多いので、第三段階の電気単価まで、足を突っ込んでいる。
さらに、昨今の世界情勢を踏まえ、原油だったり天然ガス、あるいは円安などが絡み、燃料調整が行われる。
燃料費調整は、変動制で、毎月、変更がある↓。
ちなみに夏と冬でも、単価が違う。
携帯電話と同様、電気代はややこしいのだ。