有楽町で飲み会するので、来れる方はぜひ。

そんなグループメールが私にも来た。
パキスタンに駐在していた大学の同期が一年ぶりに帰国したから、会おう！とのことだった。
呼びかけをしてくれた同期も、たしかタイに駐在していたような…。

その日は銀座での遅番勤務。
有楽町は銀座からも近い。
私に気を使ってくれたのだろうか。

「友人とは遊んでいない」というラジオでの一言が引っかかっていた私の気持ちを、こんなにも早く察してくれたのだろうか？

大学の同期は仲が良い。
ポルトガル語専攻のクラスは３６名しかいなかったから、団結感もあったし、卒業後も良く会っていたようだ。
私は下関が初任地だったし、そのあとは浜松に６年いたから、当時はやや疎遠だった。

関東に戻ってから、参加できる時には参加している。

「２２時近くになるけれど、行っても良いかな？」と打診しつつ、レジ締めが終わってから、小雨が降る中、有楽町へ。

ラストオーダーは過ぎていたけれど、歓迎してくれ、そのまま二次会へ。
と言っても、みんな次の日は仕事。
私も長野出張を決めていたので、きちんと（？）終電前には解散した。

「来てくれて嬉しいよ。」

男子は、みんなそれなりの職責を負い、えらくなっている。
女子は、なんだかあまり変わらない。

仕事でもない、家族でもない、友人たちとの時間。
刺激をもらい、安堵ももらい、楽しかった。

久しぶりのビールは、とても美味しかった。