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きくらげ 妙義山 舞茸

10町歩の土地の使い道。

黛社長といったん別れ、黛理事長と園地を周った。

色々びっくりすることがあった。
まずは、車。

黛さんの会社のネーム入りだった。
オリジナル塗装を施した軽のワゴン車は、電動ドアだしきれいに手が入っていた。

まいたけの施設は事務所のある施設からは少し離れていた。
ほぼ一本道なのだけれど、その道から上に広がる広大な土地は、全部、黛さんが保有しているのだという。
二度目のびっくり。

「10町歩あるんだけどね。買った時には何かここで作ろうかと思っていたんだけれど、斜面が急で、何かを建てるにも大変でね。」

ここは、日本三大奇勝の一つ、妙義山の中腹に位置する。
急斜面だし、ごつごつとした稜線が怖いくらいのところだ。

「雨が降ると土砂崩れの恐れがあるし、このまま草木を生やしたままの方が”水”にも良かろうとなってね。」

要は10町歩、土地を購入したけれど、そのままにして、保水と治水を守ったわけだ。
きのこ栽培には水と空気をかなり使用する。
黛さんは妙義山で磨かれた地下水を引き上げているので、水質を守るためにも、この10町歩は重要だった。
ごみの不法投棄も問題で、黛さんが管理することで、これを防ぐようにしたそうだ。

少し下がれば高速道路が走り、町が広がっている。
施設を少し離れると木々が生い茂り、川が流れる。

こんな至近距離にこの両方があることが印象的だった。

舞茸の施設をまずは見学。
収穫した舞茸をカットし、パック詰めする場所と、冷蔵庫を拝見した。
けっこうな人数が携わっている。

 

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