りょくけん東京

りょくけんだより
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ヴィジョン 経営

ヴィジョン。

一、美味しくて安全な野菜くだものを提供し、食文化の向上に貢献いたします。
一、未知の分野にも恐れずに挑戦し、業界の先駆者の地位を堅持いたします。
一、お互いに信頼し協力し合って、より豊かな生活の実現に努力いたします。

三つあるりょくけんグループの誓いだ。
私もこの三つを継承しているつもりだ。

ただ、私が代表になる前に、多くの未知の分野にも恐れずに挑戦したために、今、いろいろと大変なことも重々承知しているので、未知の分野は恐れている。
しばらくはそれで良いと正直、思っている。

でも、師走を迎える前に、会社にとっての憲法的なもの、すなわち昨今言われている”ビジョン”をちゃんと考えたいと思った。

思えば、山口県のユニクロの店長として勤務していて、社内公募で、新規野菜事業”SKIP”に携わって、”解散”と言う憂き目にあっても、なんで私はこの事業に執着しているのだろう?

食べ物は大事だし、口に入れるものでヒトは出来上がっているし、野菜くだものという事業に、人生をかけるのは間違っていないと思う。
何か根本にあるものって何だろうと考えた。

SKIPの社長が掲げたキャッチコピーや永田照喜治さんが口にしていた言葉が好きだった。

こどもの野菜嫌いは、こどもが悪いんじゃない。
大量生産によって、まずくなった野菜がいけないんです。

とか

日本が世界で一番美味しい野菜を食べている、って言われたい。

とか。

私の名刺の会社名の上には”おいしいはしあわせ”とも書いている。
入院して、絶食を経験して、ブドウ糖と水だけでも生きられる、と痛感したけれど、絶食後に食べた重湯やスープはやっぱり美味しかった。
美味しさは、人の幸福に貢献するはずだ。

そうして、先輩たちが言った中で、僕が惹かれた言葉は、

”日本が世界で一番美味しい野菜を食べている、って言われたい。”

に凝縮している気がしてきた。

松屋銀座という日本で最も注目される町、銀座に、小さくとも店を構え、18年。
30年以上、運営してきた通販部門。
日本独自の育成方法で生まれた”フルーツトマト”。

それらは、日本の食を豊かにしてきた。

”日本が世界で一番美味しい野菜くだものを食べている、って言われたい。”
Japan eats the best vegetables & fruits in the world. -I wanna be said so.

別に私たちが世界一でなくても良い。
でも、日本の食文化に貢献して、日本中でレベルを上げていきたい。
同業の方々、日本中の農家さん。

一緒になって、そのビジョン達成を目指して、りょくけんは頑張っていきたいと思う。

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