”名月”と呼ぶ青りんごがある。
ある程度蜜入りもあり、甘さが強く、適度な酸味があり、外観もきれいで、大玉になりやすい。
つまり、とても優れた青りんご。
育成地は群馬県の沼田にある育種場。
群馬県の北西部は山間地で、観光果樹園も多く存在し、りんごの育種もけっこう行われている。
私どもでは、青森県で育ったものを販売しているため、もっぱら”名月”と呼んでしまっているが、正式には”ぐんま名月
”と言う。
県の税金で成り立っている育種場で生まれたので、名称のその名前を付け、県の利権を守っている。
が、前述の通り、大変優れた品種のため、長野県や青森県、北海道でも栽培され、ブランド化されている。
1991年生まれの品種で、りんごの場合、登録から30年は利権が守られるのだけれど、ぐんま名月はどうなっているのだろう?
ふと不思議に思った。
りんご畑の面積で言えば、北海道や長野県、青森県にはかなわない。
30年の利権で行けば2021年に失効したくらいだけれど、それよりもずっと以前から他県でも栽培されている。
調べてみたけれど、ちょっとわからなかった。
今度、群馬の育種場に聞いてみるとしよう。
すごく美味しい品種なので、良かったらぜひ↓
■名月 青森県 約1kg(3玉前後) 1296円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/42118.html