今晩はお迎え当番。
会社を定時より少し早く出て、18時7分発の地下鉄に乗り込む。
最近、ダイヤ改正があったようで、地下鉄もJRも、不都合が増えた。
そのうち、慣れるだろうか。
18:58分に駅近の保育園で四男を迎えに行き、その足で10分ほど離れた距離にある学童に、次男と三男を迎えに行く。
家に着いて、手洗い、うがいを促して、私は台所に着く。
もともと、調理は好きだったけれど、りょくけんの厨房に入るようになってからは、本当にスピードアップした。
何十個も数えながら、大きさもそろえてカットする”仕事”に比べると、少し気が楽に切り出しにも当たれる。
野菜室には先週末にりょくけんから届いた野菜がいっぱい。
トマトは半分にカットして塩と酢で和える。
ちなみに、塩分は重量の6%が理想的な味になるそうな。
きゅうりは小さめの乱切りにして、塩とごま油。
こどもたちは4人とも、きゅうりが一番好きな方の野菜らしい。
見るからに美味しそうな、壱岐のアスパラガス。
根元の一番下1㎝はカットしてピーラーで皮を剥いた後、塩を振って、電子レンジで3分。
少し見慣れない大人向けの野菜。
息子たち、とくに次男は食べないかもしれない、と不安だったので、マヨネーズを添えた。
野菜好きの四男に試食を出すと、「あ!アスパラガス。ボク、アスパラガス、すきだよ。」とパクっと塩だけに味付けでもぐもぐ食べてしまった。
「うまい~」
4歳児よ、アスパラは、、、高いんだぞ。
篠原の白たまはスライスして、しょうゆとおかかで和えた。
水にさらしても良いのだけれど、そのまま放置しておくだけで、辛みはかなり落ち着く。
もともと、白たまは、”サラダオニオン”と言われるだけあって、辛みが少ないのだけれど、まったくないわけではない。
新じゃがと春キャベツは、あまり形を整えない短冊切りにして、先に炒めておいた玉ねぎと一緒に豚肉と炒めた。
迷ったけれど、味付けは塩にした。
味噌汁の具は、スライスした玉ねぎ。
甘みが出て美味しいのだ。
「飯だぞ~。ゲームやめて~」
長男は私の妹がいるフランスに遊学中…。
妻は遅番。
4人の夕食が始まり、順調に食べてくれた。
気になっていた次男の皿は…。
やはりアスパラだけが残っていて…。
「これなに~?」
「アスパラだよ。」
「みんな食べた~?」
「たべた、おれもいやだったけど、うまかった。」と三男。
「う~ん、じゃあ、食べてみるか。」と思い切って箸で口に運んだ次男。
「うまい~!」とパクパク。
「もうないの?」
一人で食べようと思っていた小皿のアスパラを出したら、バクバクと食べられてしまった。
確かに、旨みたっぷりで美味しかった。
けっこう嬉しかった。