りょくけん東京

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独立記念日 黒千石

黒千石豆。

今日4月17日は、会社の設立日。
2012年4月17日、株式会社りょくけんから小売事業部と通販事業部が独立する形で、株式会社りょくけん東京が生まれた。
あれから11年が経ったことになる。

早い…。

支えてくださったお客様に本日ご来店で3000円以上お買い上げの方に、黒千石(くろせんごく)と言う黒大豆をプレゼントします。

黒千石は、とてもドラマチックな黒大豆だ。

色々特徴がある。
◎まず小粒だ。
まるでBB弾。
一般的な黒大豆よりも二回りくらい小さい。

最近になって、その濃い色素などが、◎がんに効くという研究も発表されている。

◎冬の人気商品である、豆もやしは、この黒千石から作っている。

◎黒豆茶が手軽にできる。
豆を入れてお湯を炊けば、その濃い色素が出てきて、黒豆茶として飲用できる。
そのまま放っておけば、その黒豆も柔らかくなり、食べることができる。
小粒なので、火の通りが早いのだ。

様々な品種改良で、収穫量に優れた大豆が導入される中で、一度、経済栽培が途絶えていた品種で、豆の収集家が再発見した時には、50粒しか残っていなかった。

もう一度、この豆を栽培しようと、播種し、芽吹いたのはわずか28の芽だけだった。

その後、豆の研究家の助言もあって、経済栽培が復活し、北海道では一定の栽培量になった。

縁あって、私が栽培をお願いし、譲ってもらっているのは、十勝の澤山夫妻。
年も同じくらいで、とても好感の持てるご夫妻。
文字通り、十勝の広大な畑で大豆や金時豆を作る傍らで、黒千石などの特徴品種も栽培しているのだ。

今期も、まめまめしく、愚直に真面目に働こうと思う。

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