天気予報ってすごい。
昼過ぎから雪が降り始めるとの予報。

12時7分。
それまで雨のような、みぞれのような、水の塊が、白くまとまり、風情のある雪になっていった。
たまたま、皇居や周辺を運転しており、気象庁前に差し掛かったので、そちらに向けて尊敬の意を送った。

夕方、事務所で人材コンサルティングを受けた後、銀座に向かうと、本格的な雪。
店頭の出勤が終わって22時。

銀座は大雪ではなかったが、普通に雪が降っていた。
幾多の人が通ったのであろう道路には、足跡と、シャーベット状に溶けた雪がとても歩きにくかった。

気温は1度。
予報を確認するとマイナス1度にまでは下がるが、この感じであれば、路面の凍結も少ないだろう。

「1度だとかなり暖かい。」

私はポルトガル語が専攻だったけれど、縁あって、ノルウェー語も勉強し、留学もさせてもらった。
冬のノルウェーに友人を訪ねた際に、「あ、今日は暖かい」と思う朝は、決まって1度だった。
「1度だと雪も凍らないし、とても暖かい。」
そんな風にノルウェーの友人は言ってたっけ。

もう20年以上前のことになる。

明日朝の出勤時は、公共交通機関も心配だけれど、歩いている際の転倒には気を付けたいと思う。