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カベルネソーヴィニヨンぶどうジュース ナイアガラぶどうジュース 余市 北海道

余市の安芸さん上京。

北海道のくだものどころのひとつに、余市(よいち)と言うところがある。
水や空気がきれいなところで、大手メーカーさんがウイスキーの醸造所を構えていることでも知られる。
観光名所である小樽から車で30分ほど、高速道路も整備されて、札幌から、1時間半くらいでも来ることができる。
りょくけんには縁が深い場所で、銀座店一番人気の”いちごトマト”、代表商品である特選トマトジュースも余市の産だ。

赤土が広がり、風通しが良く、りょくけんにとっては、本当に”良い地”。

その余市で、りょくけんと最初にお取引をしてくださったのが、安芸さんだ。
安芸さんですでに5代目だという伝統ある果樹園で、長年に渡って、あかねりんご、昂林、ひめかみの他、西洋梨の傑作グランドチャンピオンやブランディーワインを頂いていた。

NHK朝ドラの人気もあっただろう、最近ではワイン用ぶどうの栽培にシフトし、最初に西洋梨を伐採、次にりんご栽培を終了した。
目に見えないウィルスが樹や土に残ってしまい、年々、収穫量が落ちていたそうで、その経営判断は正しいのだと思う。

今は、私が自社のジュースの中で最も好きなナイアガラぶどうジュースと、人気のカベルネソーヴィニヨンぶどうのジュースをご提供いただいている。

安芸さんは5代目ということで、果樹園の伝統は守りたかっただろう、子宝には恵まれていたけれど、ずっと女子だった。
少し間が空いて生まれた四番目の子は、男子だった。

古い考えかもしれないけれど、その喜びはいかほどだったことだろう!

少し前になるが、安芸さんが
「他の会社に修行じゃないけど、お願いして務めさせてもらっていたのが、帰ってきてね。ついでに嫁さんも見つけて、連れて帰ってきてくれれば、なんて思ってるんだ。」
なんて言っていたっけ。

数年前に訪ねた際には、、、家に戻り、すでに立派な青年になっていて、、、安芸さんがとても嬉しそうにしていた。
敷地内に、新居も建てて…。
なんと、お嫁さんもいたし、息子さんも生まれていた!

2024年年初に、年賀状を頂き、「今年から、経営を息子に任せようと思います。」と短く、でも嬉しそうな字で書いてあった。

そんな、安芸さんの息子さんから入電、そして、銀座店にお越しいただいた。

若く、がっしりした体躯で、イケメン。

心なしか、りょくけん女性スタッフもニコニコと会話している。

笑い方や所作は、お父様そっくり。

なんだか嬉しい。

聞けば、シャインマスカットぶどうも作り始めたという。

「大森さんところでもどうですか?」

本州とは時期がずれるので、弊社にとっては、強力な商材となるので、言わずもがな!

「今年は絶対、北海道に遊びに来てくださいね!」

色々とお話をして刺激を受けたわけだけれど、最後は訪問の念押しをされた。

これまた光栄なことだ。

「ええ、必ず!」

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