春の、ピンク色の季節が終わりを告げ、新緑、新茶など緑を思わせる季節が始まりつつある。
どこのお店も、”抹茶○○”という商品を投入している。
ならば、弊店のデリカメニューにも…。
粉末茶を調味の原料に何かできないか?と思案。
佐賀県嬉野の太田さんが作る茶葉を自ら乾燥させ、パウダーにしたもの。
実は、とても優れもので、りょくけん創始者の永田照喜治が太田さんとのお付き合いを始めたのもこの粉末茶がきっかけ。
照喜治さんは当時、お茶の優れた栄養を全部摂れるよう、茶葉ごと飲用にする粉末茶の開発を考えていたそう。
ただ、茶葉には農薬が大量に使われるので、そんな茶葉を茶葉ごと飲んでしまったら、よろしくない。
そこで、農薬を使用しない茶葉の栽培を呼び掛けたところ、太田さんのお父様が応じてくださった。
実際、栄養価もさることながら、茶殻が出ない粉末茶は、優れもの。
完全に溶け切らない特徴があるけれど、ペットボトルの水に、スプーン1杯入れておけば、お茶を楽しむことが出来る。
さてさて、そんな粉末茶をデリカメニューに…
抹茶塩は良く聞くけれど、、、
抹茶マヨ※と称して、粉末茶をマヨネーズに合わせてみた。
色はきれい。
お味は…?
別にまずくない。
さりとて、すごく美味しくもない。
何か、もう一工夫、必要そうである。
※ちなみに、抹茶は、収穫前の数週間、ビニールシートなどで茶葉を覆い、遮光することでカテキンを生成させず、甘み成分であるテアニンを増やす栽培方法で作ったもの。
”かぶせ茶”を粉末状にしたもので、その手間の分、高価なものになっている。