りょくけん東京

りょくけんだより
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競合店調査

ほかの会社の野菜弁当を食べてみた。

私どもが入店している松屋銀座に”Farm to go”なるテナントが期間限定で入店している。
よくよく聞くと、同じ青果を扱うものとしては羨ましい業態。
千葉にある畑で野菜を栽培している。
品種は在来種・固定種を育てているという。
そしてできた野菜くだものを千葉県内や都内にある自社の野菜レストランに納品し販売している。
川上から川下まで一社で運営している。
それだけでも羨ましい業態なのに、働いている方たちがやけに若い。
20~30代ではなかろうか。
個人的にこれまたちょっと羨ましい。
さっそくランチを購入。
Farm Betoなるお弁当を食べてみた。
野菜ドレッシング、左上からタコとズッキーニ、ブロッコリーの胡麻和え、ポテサラ?、
大山鶏の唐揚、刻み野菜。
普通っぽいところもありつつ、とても挑戦的な内容。
普通っぽいところは、タコとズッキーニの炒めものと大山鶏の唐揚。
にんにくを利かせたタコとズッキーニの炒めものはポピュラーな感じで食べやすい。
大山鶏の唐揚は、しょうがもにんにくもきちんと利かせていて、やや濃いめの味付けで美味しい。
おからを混ぜ合わせたようなポテサラ。
経時変化が大きいのか、やや分離したぼそぼそした食感がある。
大きく房どりされたブロッコリーは存在感があるが、ややかたい。
最も挑戦的だと思ったのが、”ごはん”部分。
白米は一切ない。
野菜たちをみじん切りにしたものがあり、紅芯大根やきゅうり、ズッキーニ、たぶんベビーコーンなど色とりどりの野菜が盛られている。
全部、生。
スプーンでぼりぼり食べる。
野菜でつくったドレッシングをかけて食べることもできる。
容器に入ったドレッシングをかけると、油分も加わって、かなり食べやすくなる。
野菜はにんじんと玉ねぎをおろしたものを、油と酢と塩で乳化させたドレッシング、だと思う。
同じように野菜をメインに打ち出しつつ、いろんな食べ方があるものだ、と思った。
むろん私は国粋主義者的に(問題あり?)自社が好きなので、りょくけんの方が美味しいな、好きだな、と思うのだけれど。

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