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子噺

ゆで卵の失敗。

明日は朝食にゆで卵を作ろう。
寝る前にそう決めた。
目玉焼きは、なぜか、長男しか食べない。
次男曰く、「しろいとこはたべられるけど、黄色い部分は気持ち悪い」のだそうだ。
育ち盛りの息子たち。
たまごは完全栄養食品と言われるくらい、成長期に欠かせない食べ物だと思う。
目玉焼きが嫌なら、ゆで卵だ。
マヨネーズをかければ、食べるだろう!
起きて、おもむろにお湯を沸かし、沸騰したところで、卵を投入。
即、自分が何か失敗したことを感じた。
たまごの殻にピシ、ピシピシっとヒビが入ったのだ。
6玉入れて3玉。
そのうちの1玉は殻から中の白身がブクブクと出てきて止まった。
水からゆでるか、沸騰してからゆでるか。
料理において、非常に重要な分水嶺なのをすっかり忘れていた。
ちょっと検索したら出てくる出てくる。
ゆで卵を作る際の、ちょっとしたコツ。
やっぱり水からゆでるのが正解だった。
ゆで卵のコツ。
1.水からゆでる(沸騰してから2分くらいで半熟の仕上がり)
2.お酢を加える
3.お湯をかき混ぜることで、中の黄身が真ん中寄りになる
殻をむきやすくするためには、すばやく冷水をかける(このあたりは覚えていたのだが)。
また、新鮮ではない卵のほうが、殻は剥きやすい。
卵は、冷蔵庫に入れておけば、かなり日持ちがする。
卵の生産者に言わせると、1か月は全く問題ないそうだ。
と言うわけで、失敗したなあ、と思いつつ半割にすると思いがけず、とても良い仕上がりで、ややかための半熟だった。
長男には半割を塩で、もう片方にマヨネーズをかけて食べさせた。
「うまーい!」
長男は良い子だ。
四男にはマヨネーズ。
パクパク、難なく食べた。
頑固な次男と三男は、なかなか食べない。
三男は最終的に牛乳で流し込んで食べた。
最も頑なな次男は、頑として食べない。
彼は、このあたりの攻防を、本当に私との勝負と思っている節がある。
卵は、完全栄養食なのにな。。。
よくよく考えてみれば、、、
目玉焼きを食べない子に、かための半熟とは言え、ゆで卵を勧めても、問題はほぼ同じだったように思う。
食感も香りも味わいも。
もう少し別の工夫と努力が必要だった。

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