りょくけん東京

りょくけんだより
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社長日記

クイズ番組は好きだけれど。

 「とーちゃんにぜひみてほしいクイズ番組がある。あてたら、『さすがっ』って言うよ。」

と嫁が言うので、けっこう忙しいのに、ハードディスクに録画してある番組を見ることになった。

内容は、小学生のくだものマニアが、どのくだものが一番高いか?を出演者に出題する。

柿とりんごと外国のくだもの。

息子たちも見守る中、私はクイズに答えることに。

Q1 この中で一番高いくだものは?

1.黒いゴマがいっぱい入っている柿

2.やや三角っぽい柿

3.普通っぽい柿

女性の出演者が試食して、どれもまあ、美味しい、という反応で、2のやや三角っぽい柿が最も好みだと答えていた。

黒いゴマがいっぱい入っている柿は、間違いなく紀ノ川柿。

やや三角っぽい柿はおそらく西日本で作られている西条柿が何かの渋柿。

普通っぽい柿は、太秋か富有柿、あるいは陽豊柿と思った。

ヒントが出て、それぞれの柿は1玉80円、1800円、18000円とのこと。

だいたいそれで見当がついて、答えだけ言えば、3の普通っぽい柿が一番高い18000円の柿だろう、と思った。

1.はやはり紀ノ川柿で1800円。

2.は島根県の西条柿だった。

形が特徴的で有名なのだけれど、渋柿で、渋抜き処理をするので、日持ちが悪いのだろう、だいぶお安くお取引される。

1玉80円。

3.は、岐阜県で開発された、新秋×太秋柿の”天下布武”という柿で、20度を超えるものだけ、1玉18000円の値が付くそうな。

テレビ的には面白いのかもしれないけれど、天下布武の価値が認められなかったので、番組に協力している農家さんは本当に気の毒だと思った。

紀ノ川柿が1800円の価格がつくのは栽培が難しいから!と一言で案内されていたけれど、そんなものでもない。

私ならもっと語るなあ、、、と納得がいかなかった。

ちなみにりょくけんではその四分の一くらいの価格で販売している。

そういえば、先日のマルシェで販売していたら、「この柿、もっと高いんじゃない?すごくお安く販売してるでしょ。」というお客様からの言葉があった。

そのお客様、もしかしたら、その番組を見たのかもしれない。

りんごの出題も、”神々のりんご”という、要は青森の葉とらずりんごと、中の果肉が赤いりんご”五所川原”と、シナノゴールドの出題。

それぞれ、1玉2880円、130円、200円。

一番の食味の評価は200円でスーパーでも販売されていた、というシナノゴールド。

こちらも、なんだかなあ、という試食の感想内容で、なんだか納得がいかなかった。

テレビ的には面白いのかな…。

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