1月の寒波の影響が強く、正直、困っている。
九州から四国にかけての広い地域で、“ス上がり”という症状が、柑橘類に発生している。
はるかや、露地のせとか、今から始まる河内晩柑にも影響が出ていてる。
りょくけんの、差別化商品であるレモンも然り。
広島の豊島という島で、道法さんが育てているレモン。
朝晩の温度変化が少ない、比較的平坦な島のため、越冬栽培が可能で、日本では難しい夏のレモンが可能。
このレモンも、寒波の影響でス上がりがみられる。
水分が樹の方にとられ、果肉の中心部がパサパサしてしまう症状。
寒さにあたると、樹が水分を欲して、果実から奪ってしまう。
十分な大きさがあるのに、妙に軽いものは、その症状が疑われる。
皮まで美味しく、甘みすら感ずるレモンなので、この環境は厳しい…。