りょくけんのもちは美味しい。
関東のもち米品種で有名なのは、”満月”という品種で、多くの産地で栽培されている。
りょくけんのものは、福井のもので、以前はかぐらもちという品種。
10年ほど前から”たんちょうもち”に切り替わった。
鳴り物入りで生まれた品種で、粒が大きく、生産者にも利点がある一方で、甘みや粘り気が強くて、お客様にも好評を得ている。
関西と関東で、もちの大きな違いは、形状だ。
関東では角餅。
関西では丸餅なのだ。
福井は丸餅の文化で、最初は丸餅のみの取り扱いだったけれど、徐々に生産者の田中さんも対応してくださり、角餅も作ってくださるようになった。
ちなみに、地元では売れないので、あまり作っていないから、急な発注には対応が難しい。
りょくけんの店舗は松屋銀座にあるから、関東なのだけれど、東京は結局、移民というか東京以外からの移住者が多いので、丸餅も人気がある。
「ここにくればあると思っていたから。」と丸餅を指定して買われる方も多い。
年々、取り扱いも増え、豆餅(豆つなぎと黒豆)、よもぎもち、こごめもちとラインナップも豊富。
ぜひお試しあれ。
田中さんが自分の田んぼのあぜ道で採取したよもぎを混ぜているよもぎもち。 |
↑こごめもち。うるち米ともち米を合わせた粒々感が美味しいです。 |
■たんちょうもち各種 福井県産 1p 1404円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/list.php?Search=%E3%82%82%E3%81%A1